提示額はどこで決まるのか
転職時の年収は交渉で決まると思われがちですが、実際はほとんどが「ポジションのレンジ」で決まっています。
決まり方
採用側は①そのポジションの社内レンジ ②候補者の現年収 ③他候補との比較の3つで提示額を決めます。
このうち動かせるのは①の中での位置だけです。レンジの上限を超える提示は、社内の給与制度上できません。
したがって「交渉して上げる」より、最初からレンジの高いポジションに応募するほうが結果が大きく変わります。
上がるパターン
①同職種で業界を上げる。経験がそのまま評価され、原資だけが変わる。
②希少性のある経験を持っている。その会社が今すぐ必要としている経験。タイミングの要素が大きい領域です。
③等級が上がる。メンバーからリーダー、リーダーから管理職。
④現年収が市場より明確に低い。この場合は是正のかたちで上がります。
製造業での評価と条件を確認する
製造業は経験がそのまま評価されやすい領域です。勤務地の条件も含めて確認できます。
- 面談・相談は無料です
- 在職中でも登録できます
- 求人紹介まで進むかは自分で決められます
下がるパターン
①未経験の職種・業界へ移る。ゼロから積み直しになります。
②大企業からベンチャーへ。現金は下がることが多い。ストックオプションや裁量で回収する前提です。
③今の年収が市場より高い。年功や過去の役職で積み上がっている場合、市場価格に戻ります。
④賞与比率が高い会社から出る。額面の総額で比べないと、下がったことに後で気づきます。
交渉でできること
①レンジの上のほうに置いてもらう。同じポジションでも幅があります。ここは実績の説明で動きます。
②入社時期の調整。賞与の支給前に辞めると損をすることがあります。
③初回の昇給時期を確認する。入社直後は評価対象外の会社もあります。
いずれも内定が出てからの話です。選考の途中で条件だけを詰めると、動機が薄いと見なされます。
窓口の選び方
1. そのポジションのレンジを説明できるか。「この会社のこの等級はいくらから」と答えられる担当は、実際に決めた経験があります。
2. 下がる可能性も言うか。上がる話しかしない相手は、応募させることが目的になっています。
3. 応募を急かさないか。
複数に登録して比べるのが現実的です。面談は無料で、断ることもできます。
レンジを踏まえて選択肢を整理する
提示額はポジションでほぼ決まります。どこに応募するかを先に決めるほうが結果が変わります。
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- 求人紹介まで進むかは自分で決められます